ダメなファイル破壊を晒してみる

というわけでタイトルの件ですが、先日、気の迷いから、赤でファイル破壊ファイル
(「大海の人魚魔術師」のSSである『ライバルイクサーの「ファイル」からランダムで3枚選び「セメタリー」に送る』を3枚投入し、場ではなく、相手のファイルを削りきり、結果的に場を支配するファイルのことを書いています)
を作ってみたんですが、もうそれがまるでダメな感じで、やはり適当な思いつきで組んだファイルではダメだなと痛感。

こんなファイルなんですが。

炎の巨石兵×3
一撃必殺の武術家×3
飲みこむ巨大蜥蜴×3
短弓の捜索者×3
制圧の重曹歩兵×3
光の精霊×3
戦いを決めた妖精×2
炎の精霊×2
ゴミを作る×3

SS
大海の人魚魔術師
大海の人魚魔術師
大海の人魚魔術師
容赦なき暗殺者
王の守護者

前述のSSの他、「炎の巨石兵」のクローズスキルと「戦いを決めた妖精」のアクションスキル、3枚投入した「ゴミを作る」によって、相手のファイルを破壊するのを狙っていて、それ自体はおもしろいんですが、なにがダメというと、

1.「魔法王国の魔法騎士」SSに対しての対抗策(貫通などのDF無効化手段)が皆無に等しいこと
2.「容赦なき暗殺者」の餌となるユニットが不足している。

まず1については、当初は飲みこむ巨大蜥蜴のアクションスキル(DF無視の30ダメージ)のみで対応できるかな、と考えていたのですが、これがまるで甘い考えでした。なんとミスティアに魔法騎士SSをかけられただけで投了チック。
また巨大蜥蜴もLV4と重く、魔法騎士SSを投入したら、あとはひたすら蜥蜴をSSで除去すればそれだけでほぼ問題ない、という。つまり、致命的なメタカードに対してメタが一種類しかないのは厳しい、ということ。
このファイルの場合だと、DFを無効化する「解呪」を1枚用意するだとか、重曹歩兵を貫通能力をもっている「山育ちの獣狩り」に変えるだとか、そういう工夫が必要になりそうです。

2については若干1とかぶっていて、容赦なき暗殺者SSの餌となる代表は光の精霊ですが、このファイルの動きだと、1ターンから光の精霊を、人魚魔術師発動のために使ってしまっており、代役と考えたい炎の精霊というのも、相手ユニットHPが10である状況でないと出しにくく、つまり、SSの代償となるユニットが不足しているのでした。例えば風の精霊・水の精霊のAGI操作の精霊を2枚ほど投入しておけば、前述のミスティアとも読みあいの勝負ができ、それを暗殺者SSの餌にも使用でき、それなりに問題が解消できそうな感じです。

まあしかし、赤でファイル破壊を組むのであれば、暗殺者SSのような除去でなく、アティラSSも非常に強いと思うのですが……そうなると、わざわざ黒い「ゴミを作る」を打つのではなく、場に出ているユニット除去を行うための赤いグリモアが1−2枚、必要になりそうな気もします。「炎の矢」あたりがわりと使いやすそうな印象。ただどれもこれも、DF効果を受けてしまうので、どういう変更にせよ、「解呪」1枚は必須になりそうです。