ああそういえば

自分も３０だった。でもアレですよ、大台に乗ったのですが、この年になってようやく自分の無知さ加減に気がつきはじめたところですね。昔は傲慢だったと思う。自分が完璧であればよい、というか、完璧にあこがれるというか、そういうどうしようもないものになれると信じていたところはあります。割合ロマンチストなので。
そういう　唯一無二のものに自分はなれるというのが、だんだん増長しているわけですよ。唯一無二not自分→無二≒自分→唯一無二＝自分　みたいな（笑）　
そういうのがなくなったのが最近一年くらいで、なんか自分が未熟だなーと思うと、年をとるのも悪くないよなーと。目に見えたものが新鮮に映る感覚というか、猫が犬に見える感覚というか、なんかこういう書き方をすると精神錯乱しているようですが、こういうのってわりといいものですよ。だから年をとることはわりとおもしろいことだと思うのです。皺はイヤだけど。