移動事故について覚え書き

なんか昨日のBLOGみてたら、ちっとも移動事故について覚書してない! ということで覚書なんか。

1)マーメイドってどうなの?
ver.1.10の辺りでは移動デッキのマーメイドはドローエンジンとして微妙という判断をされていたかと思うのですが
(もっとも、その頃には、ディープシーカーの能力がぶっ壊れていたため、それと比較されてのことであったかと思う)
どうもここのところもてはやされてるのが気にかかる。
で、自分も実際にマーメイド1を入れてみました。

☆白支援2個握ってしまった時の保険にはなる
これはプレイングの問題も兼ねているのですが、例えば、攻守両方に使える戦闘支援カード(「フィールドアーマー」とか「めくらまし」とか)を入れている場合、
例えば自分のハンドに防御支援・先制支援モンスターが3枚とかある場合、あくまで状況に応じてですが、
(自分の場合、相手ハンドに白が見えたら「掠め取り」を考えて、一瞬考慮しますが)
移動できない戦闘支援カードは、若干意味がなく感じられても、
「とりあえず」
使うことがあります。例えば、戦闘支援カードを複数入れている場合、次の手札に支援カードを抱え込んでしまうと、移動に使えるカードが4枚まで減らされることになり、祠から祠の移動が、非常に難しくなるからです。
(とくに抱え込んでしまった支援が、防衛に使えない「アンデットソード」あたりだと泣くに泣けません。次回のチェイサーターンで使用できるため、捨てるのも勿体無いところが難しい)
「とりあえず」使うことによって、若干の無駄はありながらも、移動事故を防ぐことができるのですが……やはり勿体無いことには違いなく、例えば「フィールドアーマー」というのは、侵略メカニモンクにつけるよりも、相手が魔人の麓に名刀の波紋を使用してきたときにこそ、使いたいわけです。
また、「掠め取り」をもっている場合、「とりあえず」(侵略時に)使ってしまうというのは、勝てる勝負を落としてしまう可能性のある、リスキーな選択でもあり、なかなか使いにくいものです。
(防衛時、オーバーキルの恐れがある場合、ライフ2の損失と考えて使うのはいいかと思います)
まあ、そうしたプレイング事情などから、運悪く白2枚握ってしまった場合に備えて、「マーメイド」を準備しておくのは、悪い選択肢ではないように思います。
戦闘支援3枚であれば、2枚を既に握っている時点で、山札がなくならない限り、初手で使えば、モンスターカード4枚は確定です(既に使用していれば、ほぼ5枚確定)。しかも2マス動けるというオマケ付き。

★手札の引きの悪さには万能ではない

モンスターカードの色が偏ってしまって、なんか移動できないマスができてしまった。じゃあマーメイドでドローしてみよう! となると、これは慎重にやらないといけません。墓地に落ちたカードから、次に来るであろう手札、そこから移動できるかどうか、そうしたことを考えないと、支援が2枚きて動けず終了、ということにもなりかねません。総じて、デッキに対する慣れが要求され、状況によっては使いたくても使えないこともあります。まあ、無属性移動2マスですから、これでなんとかできないこともなかったりするのですが。そう考えれば意外と強いのか。攻撃値17あるしな。

……うーん、「保険」ということで、1枚投入はありなのかもしれない。無属性2マスは無駄にならないし。でも、明快なドロー手段にはならず、あくまで移動事故対策が主で、自分としては、移動事故対策は「スケールイータ」「人魚の涙」「便利なポケット」あたりが、より優秀だとも感じています。つーか、ホルダー時なら「タワー」でもよさげです。ver.1.10の時からでもそうでしたが、ハンドコスト・起動に時間がかかっても、相手ハンドが見れて、一枚移動手段に利用できるのは強力です。
(まあ読まれると対人戦の場合、全部捨てられて待たれたりするので、過信は禁物ですが)

あー今考えたら、「守護天使」を入れる場合、マーメイドは重要かも。

2)ハンドコストについて

ええと再開してまずいちばん戸惑ったのが、こういったカード類なのですが、ためしにスケールイータを入れてみたところ、すげえ使えますね。ヤバい。
上に挙げた移動事故の対策になるのは無論のこと、ホルダーの際、移動値の低いカードが来た際の入れ替え手段としても優秀。
とりあえず、移動バランスが厳しく感じたら、人魚の涙かスケールイータを投入してみると、全体のバランスがよければ、大抵はうまく回る。回らなくても防御支援とかひいた場合、けっこう守れたりする。むしろこちらが重要。

あとはver1.10の移動デッキにはほぼデフォルトだった、鬼ブル×3から更に追加の無条件移動のように使えるチャロ、というのはやはりいまでも侮れないと思います。配置狩りが厳しく感じたら消滅とかで。ルカが怖いですか? ……祠待ちプレイヤーしているのでなければ、
(おそらく他プレイヤーが祠まちしている、というのが前提にあるかもしれませんが)
祠から祠への移動を心がけていれば、あまり脅威ではないと思います。

あー、ディアボルガはこちらの配置モンスター消去の手段としては、おもしろい手段になりえると思います。

だいたいこんな感じかなあ。まだ対人経験が致命的に足りないので、後からみて、かなりアレな認識で書いていることもあると思うんだけども。


そうそう、アヴァロン弐のアルカの攻略本を買ってみました。いわゆる「メスト」の頃から知っている自分としては、「心配御無用」の文字がやけに痛々しいです。

藁人形(ギャーッ!!!)の後攻表示を見逃して
「侵略戦闘では先制をくらわないと能力発動せず」やら
オウリ―ンのハンドコストは0枚発動しないのに
「ハンドコストを考えなければ、2マス+2マスのテレポートで最大4マス移動が可能のモンスター」やら
相変わらずウソだらけの内容に、ちょっと安心しました。時の移ろいに人の心は変わっても、メストのウソは変わらないのね、という。
つーか、6人で作ってて、2人もほとんどアヴァロンをやってないライターがいる、というのってどうよ? つーかオウリ―ンは白多いデッキならほぼ6マス動けて強いんじゃ! と組んだこともないのに主張してみるテスト。