ヒーローズ第4弾 聖域の魔獣 カードインプレッション リフェス編

落ちた月の子『ミフィラー』
魔獣支援用カード。スカリオンがいれば投入を検討してよい、というレベル。
戻すカードについては優勢神族を加味しながら決める必要もあるが、一般的にはベロスが一番汎用性が高いのでは。
ただ、ローティア単色を相手にしている場合は、オートスを戻してもいい。オートスを2回決めればだいたい勝てる。

魔獣兵『オートス』
主な用途はローティア単色ファイルメタ用。ただ、ヴェルベットやらディカールやらの発動を遅らせることができるのが地味にエラい。
またファイルの回転を遅らせることができるので、キーカードを引かせにくいという地味な効果がある。……すべてにおいて地味だなコレ。
まあしかし勝てないと意味がなく、「守備力強化」あたりがあると心強い。
ちなみにライブラリアウトを狙うファイル相手には間違ってもだしてはいけない。使えない局面もあるため、普通は1枚だろうか。

神罰修道女『シンシア』
攻撃力上昇はラフィーレより安定している。その代わり先制なし、ということで、ラフィーレと比較したらどっちもどっちかなあとかなんとか。
ラフィーレはアイギナが出てきてもAGI勝負に持ち込め、優勢神族時にはGETSPが高い際のみ高HPユニットにも対応でき、シンシアはアイギナに対応できない代わりに、優勢神族時GETSPが低くても出てくる星竜にも山札15枚を切るまで対応可能なところが主なところか。
オープンダメージカードでサポートするとよいのでは。「炎の玉」あたりが有力。

神殿騎士隊長『シャーティア』
ラフィーレのサポート役として使用すると強力。足りないHPまで補完してくれる。
いちおう「太陽王国の神殿騎士」も1枚ほど投入してみると活躍の幅は広がるかも知れない。
まあ1−2枚。

光の映し身
おもしろいサポートカードですが、相手依存なのはいささか不安定か。
バネットとかバルティアなど通しにくいユニットを通しやすくしたり、先制持ちのユニットを勝ちやすくしたり、けっこういろいろと怪しいことはできる。対戦ユニットがいないと負けになるのだけど。
個人的には「風の精霊」や「瞬間銃使い」あたりとセットで使うとけっこうおもしろいと思う。素点が低く、特殊スキルを持ってるユニットが多いファイルなら2枚ほど投入検討してもよいレベル。

太陽王国の突撃兵
そこそこ。パラメータが増えるのはよいこと。
妖精の踊りとか失敗とか、普通にSP増えるカードとあわせて使えば活躍できる。というか普通に強いと思った。そこそこじゃねえかも。
1枚ほどドキドキしながら入れてみて、素出しルティナとか余裕で完封、ぐらいの活躍が出来たらもう1枚とか、そんなような投入の仕方。いちおうヴェルベットのオープンスキルにも運勝負に持ち込めるし。いろいろ使いやすいかも。

太陽の加護を受けた騎士
太陽王国ファイルであれば1−2枚投入してもいいと思う。アリウスの廉価版のような感じ。
敗北エリアでも使えるのは、βの「魔法王国の衛兵」を彷彿とさせて、流行ってきたらおもむろに「解呪」を用意したくなる危険さ。でもわざわざこんな限定条件のカードにメタカードつっこむのってどうなんだ、ということで「紫石のカーバンクル」を1枚ぐらい差せばいいかなーとか。

閃光の魔法弓兵
これも太陽王国ファイルであれば。ただ、まず入れたくなるのは「ラフィーレ」なり「シンシア」で、さらにこのカードも……ってなるのかちょっと微妙。分解にひっかかんないところかなあ。
能力自体はわりと強いと思う。勝っている状況をさらに有利にできるユニット強化の勝利エリアスキルがついてるのが地味にエラい。
まあ、1枚だろうか。ラフィーレと対比してより汎用性が高いところを見つければ枚数を調整、という感じ。

白石のカーバンクル
カーバンクルファイルなら入りそう。個人的には山札に戻るのはファイルに眠ったキーカードを引けないデメリットの面も目に付くのだけども、カーバンクルファイルのキーカードは「ルビーイーター」なんだから、早々にキーカードを引いてしまった際、さっさと墓地に落としてまたファイルに戻す、とかやれば強いかも。
発動効果はなかなか強い。AT-20が。

光刃の檻
個人的には強いよなー、と思うんですが、黒単を使おうとしたらまず「呪縛」を入れてしまった私。だって「魂削りの女剣士」や「ルティナ」と相性いいんだもん。
中盤の優勢ローティアで使うといろいろよいのではないでしょうか。ただヴェルベットがとまらないところと、プロボジッションやズガテロザ相手の場合、「奇跡の果実」を使ったほうがいい場合があるところも踏まえて投入検討すべき。
黒単が多ければ2枚。というか、黒がイヤなら1枚入れておくといいと思うのです。安いし。

祝福装甲の騎士
リフェス優勢で出したら死んでもLP減らない! とかなんとか。でもLV3と引き分ける可能性があるLV5というのがなー。
LPが少なくなったら出す、というのではなく、リフェスになったら出す、というようなプレイングがおそらく必要で、そうなるとSPがいっぱいないとやってられない。ということで、「妖精の踊り」とかいっぱい入ったファイルなら……ということになるのだろうか。

太陽王国の飛空兵団
太陽王国ファイルなら1枚入れたいチューターカード。とにかく選べるのは偉大。LV3にも勝てるパラメータで、負けるのがわかったら能力でエルンスト呼んで反撃とか。
ただ条件は意外と厳しく、2枚入れるとあぶれそう。

影の霊
勝利エリアと敗北エリアの両方で対応できるのがちょっとエラい。内容的にはピンと来ないのですが、相手にすると意外と鬱陶しいかも。
リフェスが濃いファイルでも入りそうだし、ローティアが濃いファイルでも入りそうなんだけど、なんか器用貧乏な気もする。もうちょっと時間が経たないとわからないところ。

切り裂く太陽王国の騎士
援護が出来る汎用ユニット。素出しのLV4のユニットにも対応できるのが利点か。しかしLV3には支援2倍の太陽王国の聖騎士やら、かってもいいけど負けても便利な太陽王国の仕掛け盾騎士とか、大型に強い伝説の一角獣とか、さらにはオープンダメージもってる光の槍投げ兵なんてのもいて、既に相当激戦区なのだよな。そこに食い込めるか、というと微妙なところではある。なんかアタックでHP増えるギミックを生かせるサポートがあれば、積極的に投入を考えてよいのだけども。オープンじゃないのがなー。

弱者の盾
セラフやアリウスを入れているなら入れるべきカード。アリウス3枚・セラフ2枚の構成なら2枚いれてもいいと思う。安いのはエラい。

わりと白単色で強いカードが多いと思った。なにかできそうなのは「弱者の盾」やら「光の映し身」とか。
「神殿騎士隊長『シャーティア』」は神殿騎士カードが増える5弾以降、非常に有望なカードなのでチェックしておきたい。