「青年の勇猛果敢な剣士」について 〜AT100とAT140の違い〜

コレ、修正によって「先制」がつかなくなったから使われなくなった、とかよく書いてあるのですが、ホントでしょうか。

■理由1・そもそも赤に先制なんてなかなかいない。ゴウエンであれば軒並み先制できる。
→修正当時はアイギナがよく出ていたため、逆に倒されることが多かった。
→ではラスアムなどに先制が軒並み減っている今、青年も未だにいないのは何故?
→理由2に続く

■理由2・3弾からHP100の大型ユニットに守備力強化をつけるコンボが流行している。
→流行っていた「青年」+「豹の霊」コンボでは、HP140が崩せない。
■理由3・4弾になり、先制・LV4で守備力強化をつけていればAT140になるユニット「ダイアソア」が登場した。
→理由2のコンボを素で崩せるという意味では「青年」の上位互換に近い。さらにサポートもつけられ、青年よりも燃費は悪くなるが青年コンボよりも強力になっている。
ついでにファルカウで青年のマイナーチューン版のような「空杖使いの魔法使い」まで登場。

自分は理由2・理由3が非常にデカいんじゃないかと思う。3弾当時に黒EXが流行っていたので、アイギナがひょこっと出てくるとツラかったし、アイギナがいなくなってみたら4弾で上位互換チックなカードが出てきて根絶やしにした、というのが実情だと思う。実際いま「豹の霊」があったら、AT100にしかならないLV2か、最低AT100、相手にサポートがついたらそれだけでAT140保証がつくLV4なら、間違いなく後者につける。GETSP6の場合、つけてもSP+-0なわけだし。

ダイアソアだって先制がついていてあの能力だから強いというのは言うまでもなく、彼ら彼女らが何故「先制」にこだわるのはなんというか、「先制」があると絶対先制だから安心できる! とかいう思考なんだろうなあとか思った。
まあ実際そりゃ先制、安心できるわけですが(ラスアムなんかもその辺が安定しているのは明らかですし)なんぼなんでも高ATに先制を望むのは、いくら勝ちたいからとはいえ、思考を停止しすぎだろうとか思うのでした。というわけでダイアソアって「先制」大好きな、あまり考えずにゲームをしたい人にとって夢のようなユニットなんだろうなーとかなんとか。
まあ実際ダイアソアというのもサポートつけないと案外……ということもあるし、いまは「炎の玉」もあるので、けっこう難しいとは思うけども。
しかし改めてみてみると毒あるなー。自分も一方で勝てればいいじゃん的なところはあるから、全然否定する気はないんだけども。まあでも妙に当時のレビューが「先制」がないことにこだわっていたのは印象強かったのだよなー。