カードゲームの成功例と失敗例

思うに、上のような話というのは、いまのLegend of Vandiaにも通じる部分があるんじゃないでしょうか。もともとゲームバランスが悪かった両者が、一方はじょじょに人気を伸ばし、もう一方はじょじょに衰退をはじめているという状況、というのは、その後の調整が成功したかどうか、なのだろうと考えています。

どちらも、まず、ユーザーの意見を、調整の際の参考にしているのは同じだと思うのです。ただ、アヴァロンの鍵の場合、ユーザーの意見をもとに、社内でキチンとバランス調整をしたうえで、バージョンアップをしていることが大きい。
(これは猿楽庁というゲームチューニング専門の会社が関係していることも大きいと考えています)
一方、Legend of Vandiaでは、ユーザーからの意見をほぼ調整することなく出してしまっていることがあるのか、いくらバランスを調整しても、その都度、バランスに歪みができてしまい、いつまでたってもバランスが良くならない、という現状があります。どちらもほぼカードの種類は200程度なのですが……大型修正にともない、ほとんどのカードに何らかの投入価値がでてきたアヴァロンと違い、同じようにバランス修正をしたあげく、未だに投入価値があると思えないカードが数多く
ダークナイトやビッグアイというのは、現状、一体どういうふうに使えというのでしょうか?)
あるLegend of Vandiaについて、正直、モチベーションが下がっているのが、自分の現状だったりするわけです。やっぱり同じ時間をかけるなら、おもしろいゲームをしたいよ俺は。